こんにちは、こかげです。
修学旅行の季節ですね。
SNSでは「不登校だけど修学旅行には参加した」という話題を時々見かけます。今日はわが家のケースを書いてみます。
先に結論を書くと——
わが家の場合、修学旅行には参加しました。でも、それが登校につながることはありませんでした。
この記事では、不登校だった息子が中学の修学旅行に参加した体験談をお伝えします。「行かせるべき?」と悩んでいる親御さんの参考になれば嬉しいです。
わが家の状況
中学2年生の秋に私立中学から公立中学へ転校し、10日ほど登校した後、再び不登校になりました。(転校の経緯はこちらの記事に書いています)
中学3年生ではほぼ登校ゼロ。ゼロではない理由は、健康診断と検尿の日だけ登校したからです。これもSNSでよく聞く話ですよね(笑)。
健康診断だけ受けて、サッと帰ってきていました。
「せっかく行ったんやから、もう少しゆっくりしてきたら?」と言いたくなりましたが、本人にその気は全くありませんでした(笑)。
息子の参加動機
そんな息子が、修学旅行だけは参加すると言いました。
行き先は沖縄。
転校生で積立をしていなかったので、費用は一括払いでした。
- 旅費:約7万円
- スーツケース:レンタル
- お小遣い:2万円
参加の動機はこうでした。
- 行き先に興味があった(強め)
- 久しぶりに飛行機に乗りたかった(中くらい)
特に、歴史的なことが好きな息子にとって、沖縄の平和学習は参加を決めた大きな理由のひとつでした。
「不安はないの?」と聞いても「別にない」とのこと。
ホンマかいな(笑)と、心の中では思っていました。私も主人も、自分なら絶対に行かないと思っていました。
私と主人の思い
普段学校に来ていないのに、いきなり修学旅行だけ参加して大丈夫なのか。
同じグループの子たちに気を遣わせてしまうんじゃないか。
そんなことを考えていました。
また息子は、興味のあることは一人でじっくり見たいタイプ。でも修学旅行は団体行動です。
帰ってきたら文句を言うだろうな、という予想はしていました(笑)。
一方で体調面はほとんど心配していませんでした。自分のやりたいことの時は、すこぶる元気なんですよね(笑)。
担任の先生の思い
担任の先生は「これをきっかけに登校できるようになれば」という気持ちを持ってくださっていたようです。小学校時代から仲の良い友達3人と同じグループになるよう配慮までしてくださいました。先生、本当にありがとうございます。
でも正直——修学旅行には行っても、登校はしないと思います(笑)。
修学旅行当日
後日、学校のホームページを見て驚きました。
写真の中に、普通に息子が写っている(笑)。
しかも、めちゃ笑ろてる。
本人に聞いてみると、特に気を遣った様子もなく、気心の知れたメンバーと適度に話しながら過ごしていたそうです。なんとも息子らしい。
担任の先生からは「終始楽しそうで、誰よりも真剣に見学していました」との報告。
……でしょうね(笑)。
帰宅後の感想
帰宅した息子は、それなりに楽しそうでした。
美ら海水族館は「十分見学できて大満足」とのこと。
一方で予想通り、文句もありました(笑)。
楽しみにしていた平和学習——ひめゆりの塔などの見学は、時間配分が短すぎて不満だったそうです。歴史好きの息子にとっては、じっくり見たい場所ほど時間が足りなかった。団体行動の宿命ですね。
自由行動では、カナダ留学で食べて美味しかったA&Wのハンバーガーを再び食べたそうです。
結果——「あれ、思ってたんとちゃう」となったそうです(笑)。
ルートビアも「うーん」と微妙な反応。思い出の味は、思い出のままにしておくのが良かったのかもしれません(笑)。
楽しめることと、通えることは別の話
先生は言いました。
「友達とも楽しそうにしていましたし、また学校に来られるんじゃないかと思いました!」
これは私たち親も、不登校初期に何度も引っかかったことでした。
楽しそうにしている。元気そうに見える。だったら学校にも行けるのでは?
でも——帰宅後の息子を見ていて、改めて分かりました。
息子が楽しかったのは、「自分の見たかったものが見られた」「体験したいことができた」から。
学校が楽しくなったわけではない。だから「また登校しよう」という考えには結びつかない。
楽しめることと、毎日学校に通うことは別の話。
このことを、息子から何度も教わりました。
修学旅行への参加について思うこと
本人が本当に行きたいと思うなら、ぜひ行ってほしい。
でもそれが親の願いだったり、「せっかくの思い出だから」という周囲の気持ちだったりするなら、少し立ち止まって考えてもいいと思います。
ちなみに私は、普通に学校へ通っていた子どもでしたが、修学旅行も遠足もあまり好きではありませんでした(笑)。
大切なのは——「本人が本当に行きたいと思っているか」。その気持ちなのだと思います。
不登校だから参加するべき。不登校だから参加しない方がいい。そんな単純な話ではないのかもしれません。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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