【体験談】全統高1模試の数学はどんな問題?大問構成・範囲・難易度を受けたレポート

通信制高校のこと

こんにちは、こかげです。

河合塾・第2回全統高1模試(記述式)を受けてきた息子の、数学編です。

大問の構成、必須と選択の仕組み、出題された単元、基礎と応用のバランス、そして100分という時間の感覚。これから受ける方が「どんな試験なのか」を想像できるように書きました。

問題の内容そのものは著作物なので触れません。構成と、受けた本人の感想が中心です。

通信制高校に通っていると、模試の話をする相手がいません。

全日制なら、先輩や同級生から「あれは難しかった」「ここは捨てた」といった情報が自然に入ってきます。わが家にはそれがありませんでした。

だから、受ける前はまったくの手探りでした。どんな問題が出るのか、どのくらいのレベルなのか、時間は足りるのか。調べても出てこない。

それに、うちの息子は中学1年の秋から不登校でした。中学受験はしているので試験そのものが初めてではありませんが、そこからずっと、模試とも定期テストとも縁のない生活です。

心配していたのは、問題が解けるかどうかではありませんでした。

会場で不安症状が出ないだろうか。あれだけゆったりした毎日を送っていて、6時間も座っていられるんだろうか。

もし途中でやめてしまっても、今回はそれでヨシとしよう。そう決めて送り出しました。

同じように、聞く相手がいないまま模試に向かう方へ。保護者の方にも、自分で申し込んで受けてみようと思っている本人にも、参考になればと思います。

👉 会場の様子や持ち物、時間割についてはこちらの記事に書いています。

数学の全体構成

試験時間は100分、200点満点。問題冊子は6ページでした。

大問は5つ。1〜3が必須問題で、4と5が選択問題です。4と5のうち、どちらか1題を選んで解答します。

  • 大問1 必須 40点
  • 大問2 必須 60点
  • 大問3 必須 50点
  • 大問4 選択 50点
  • 大問5 選択 50点

必須で150点、選択で50点。合わせて200点という配分です。

選択問題は単元名が書いてある

選択問題には、冒頭に単元名が明記されていました。今回は大問4が二次関数、大問5が場合の数。

だから開いてすぐ、どちらを解くか判断できます。得意なほうを選べる仕組みです。

解答用紙は2枚に分かれていて、選んだ番号を所定欄に記入する必要があります。ここを間違えると採点に影響するので、注意事項として明記されていました。

出題された単元

数学Iの「数と式」「集合と論理」「二次関数」、数学Aの「場合の数」でした。

高1の8月時点で、ひととおり扱い終わっている範囲です。まだ習っていない単元が並んでいて手が出ない、ということにはなりません。

ここは事前に知っておくと安心できる部分だと思います。模試によっては、その時期に未習の単元が出るものもあるので。

形式は、空欄補充と記述の組み合わせ

記述式と聞くと、最初から全部を書いて説明する試験を想像するかもしれません。実際は違いました。

大問1は空欄補充です。答えだけを書く形式で、40点分。全体の2割がここに配分されています。

大問2以降が記述です。式や考え方を書いて答える形。

いきなり記述だらけではない、というのは、初めて受ける子にとっては入りやすい設計だと思います。

基礎と応用のバランス

解いた本人の感触と、問題冊子を見た印象から、こんな配分だと感じました。

  • 教科書レベルの基礎 おおよそ90点分
  • 典型的な標準問題 おおよそ70点分
  • 条件整理や場合分けが必要な応用 おおよそ40点分

どの大問も、最初の設問は基本問題から始まります。だから全部の大問に手をつけるだけで、基礎の部分は拾えるようになっている。

逆に言うと、大問を1つ丸ごと飛ばすと、取れたはずの基本問題まで落とすことになります。

各大問の最後の設問だけは、教科書の例題をなぞるだけでは届かない水準でした。ここで差がつくのだと思います。

時間は足りるのか

息子は、時間が余ったと言っていました。

100分という時間は、この分量に対しては余裕があるようです。急いで解かないと終わらない、という設計ではありませんでした。

つまり、時間が足りなくて解けなかった、ということは起きにくい。解けるか解けないかが、そのまま結果になります。

ただし、これは3教科の中で数学が1番目だったからかもしれません。朝いちばん、体力も集中力もある状態で受けています。

わが家がやった対策

使ったのは、チャート式(青)の数学I+Aです。

特別なことはしていません。模試対策として何か買い足したわけでもなく、普段使っている問題集を進めただけでした。

結果として、これで大きく外してはいなかったようです。青チャートの例題レベルが一通りできていれば、基礎から標準の部分は手が動くと思います。

本人の手応えは、6〜7割取れていたら御の字、とのこと。時間は余ったけれど、解けない問題もあったそうです。

「あと1、2週間勉強してたら全部解けた」

と言っていました。それはもう、何度も聞いたセリフです(笑)

選択問題は、場合の数を選んだ

二次関数と場合の数のうち、息子が選んだのは場合の数でした。

二次関数は共通問題の大問3にも出ています。だから選択でもう1題やるなら、別の単元のほうがいい、という判断もあり得ます。

このあたりは、当日その場で決めることになります。事前に「自分はどちらを選ぶか」を考えておくと、迷う時間を減らせるかもしれません。

書き方についての注意

解答用紙は機械で読み取ってデータ化されます。だから、こんな指定がありました。

  • 鉛筆かシャープペンシルを使う
  • 文字は濃くはっきり書く
  • 消しゴムを使ったら、消しくずを残さない

記述式なのに機械で読み取るの?と思いましたが、そういう仕組みだそうです。

あと、これは実際に問題冊子を見て気づいたことですが。

計算用の紙は配られません。書けるのは問題冊子の余白だけです。息子の冊子は、余白という余白が計算で埋まっていました。前のページの計算が次のページに書かれていたりもします。

解答用紙は切り離して提出するので、そちらには残せません。

これから受ける方へ

まとめると、こういう試験でした。

  • 範囲は高1の8月までに習う内容
  • 大問1は空欄補充で、記述だらけではない
  • 各大問の最初の設問は基本問題
  • 選択問題は単元名が書いてあるので、その場で選べる
  • 100分は、分量に対して余裕がある

難しすぎず、かといって基礎の確認だけでもない。実力を測るテスト、と言われる位置づけが、そのまま出ている印象でした。

そして、6時間座っていられるだろうかという心配のほうは。

最後まで受けて帰ってきました。首が痛いと文句を言いながら。

👉 模試の種類や選び方についてはこちらの記事にまとめています。

次回は、英語と国語のこと

次の記事では、英語と国語について書きます。

この2科目は、どちらも対策をしませんでした。ただ、理由がまったく違います。

英語は、英検2級を持っているので必要ないと本人が判断しました。国語のほうは、何をやればいいのかピンとこないまま当日を迎えた、というのが正直なところです。出たとこ勝負、成るように成れ。

同じ「対策なし」でも中身が違う2科目が、どうだったのか。そのあたりを書く予定です。

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