元不登校の高1、初アルバイト|過敏性腸症候群は出なかった。なぜ?

通信制高校のこと

こんにちは、こかげです。

この記事では、中学時代に不登校・過敏性腸症候群を経験した息子が、初めてのアルバイトに応募し、採用になり、2ヶ月で辞めるまでの記録を書きます。不採用も、謎の体調のことも、全部そのまま書いています。同じように「うちの子、アルバイトできるかな」と見守っている親御さんの参考になれば嬉しいです。

息子は以前から、「高校生になったらアルバイトがしたい!」と言っていました。

ホントに?大丈夫?

内心そう思いながら、どうするのか様子を見守っていました。

まず、1社目。不採用でした

息子はアルバイト求人アプリをダウンロードし、仕事を探し始めました。大企業は公式HPに求人情報が掲載されていたりします。

まず応募したのは、家から電車で数駅の大手飲食チェーン。

すぐに採用センターから電話連絡があり、面接の日が決まりました。

早っ。

私と息子の感想です。

翌々日に、初めての面接。履歴書などは必要なく、面接時に指定の用紙に記入する形でした。

面接は、手応えなかったそうです。仕事開始可能日と、就業希望の曜日や時間を確認され、あとはネット上に出回っている、答えのない筆記テストをして、終わり。採用の場合は1週間以内に連絡すると伝えられましたが、連絡は来ませんでした。

そらな。

初めて仕事をする、通信制高校1年生。採用率は低いのが普通と私は思います。

息子も、面接してくれた店長とは合わなさそうと感じていたので、縁がなかったと思える結果で納得です。

※これはあくまでも、わが家の場合の一例です。

2社目はスーパー。私の勧めと、息子の希望が重なった

次に応募したのは、スーパーのカート・カゴ回収の仕事です。

これは私が勧めました。理由は、採用になる可能性が高いから。仕事内容が簡単で、少し体力仕事であることから、高校生男子が有利。そんなところです。

そして、息子には息子の応募理由がありました。家から電車で約20分。知り合いに会う可能性が低い。初心者でもできる仕事内容。

私の勧めた理由と、息子の希望が重なったから、応募しました。

今回は履歴書持参でした。ここでひとつ、写真は自撮りより、証明写真機で撮るのがいいんじゃないかと思いました。お金がかかりますが、データダウンロードが可能なので、今後、他の仕事に応募する際や、複数応募、webから応募できる求人にも便利だと思いました。

すぐに採用。ただし、人手不足の職場でした

スーパーへの応募は、私が思った通り、すぐに採用が決まりました。

なんとなく予想はついていたものの、人が定着しない、人手不足の職場でした。そういう職場は、雰囲気があまり良くないことも多々あるので、要注意と言えば要注意なのですが。

私は、就労支援の仕事に携わってきた経験から、合わなければ、辞める権利もあると思っています。雇う側にも、働く側にも、双方に権利があります。

まずは働いてみてから。そう送り出しました。

働きっぷりは、普通かな?

働きっぷりは、普通だと信じたい(笑)

というのは、働いてるところを私は見に行ったりしていないからです(笑)。ですが、本人の話を聞く限り、それなりにはやっていたのではないかと思います。

店長からは、3回目の出勤で「若いから、仕事覚えるの早いな」と言われたそうです。同じ仕事は2〜3名体制でしたが、急な欠勤で一人で対応したこともありました。そして、いつの間にか閉店業務の担当になっていました。これは本人、不服だったようですが(笑)。

仕事内容は、それなりに大変な場面もあったようです。それでも、2ヶ月間、遅刻・欠勤はゼロでした。正直ホッとしました。

学校では過敏性腸症候群。バイトでは「腹の調子はとくに気にならない」と言います

ここからが、この記事で一番書きたかったことです。

中学時代、息子は学校に行こうとすると、過敏性腸症候群の症状に苦しみました。小児科、専門病院、大学病院の思春期内科まで回り、薬も試しましたが、効かず、症状は震えが来るほどでした。

でも、アルバイトでは。嫌なことも大変なこともあるはずのアルバイトでは、過敏性腸症候群で行けないと休むことは、一度もありませんでした。

不思議でした。

本人に体調を確認しても、「腹の調子は特に気にならない」と言っていました。

「本当に欠勤はまずい」ということを、本人が強く感じていたからかもしれません。ただ、半月ほど経った頃、皮膚の方は徐々に荒れだしていました。

腹には出ない。でも肌には出る。

仕事のストレスと、学校のストレスは、何が違うのか。その理由は、今も分かりません。

何がOKで、何がダメなのか。息子が学生という期間を終えて社会に出るときの判断材料になるはずなので、これからも探していきたいと思っています。

親としてはまず、アルバイトをやり通せたことに、正直ほっとしました。ただ、その「ほっとした」も、私が息子の中に「普通」を探していただけかもしれないと、今は思います。

約2ヶ月で、退職しました

結果、このアルバイトは約2ヶ月で辞めました。

理由は、仕事が単調だったこと。そして、このアルバイト経験から、違う仕事をしてみたいと思ったこと。

ちなみに、私の予想した通り、人の定着に課題を抱えた職場でした。店長に退職の相談をした翌週から、息子は店長を見かけていません(笑)。

そして最終出勤日、感じの良かった社員さんが、ロッカーで息子に話しかけてきたそうです。

「〇〇君、おつかれさまー!今日までやねんな。実は僕もやねん、じゃあ!」

息子は茫然としたそうです。「あの社員さんと、もっと話したかった」と言っていました。

バイト代10万円の使い道

2ヶ月のアルバイト代は、トータル約10万円でした。高校生には大金ですよね。

わが家はこれまで、息子に多くの学費をかけてきたことを、本人にしっかり伝えています。おこづかいは月3,000円。欲しいものがあれば、高校生になれば働くことができる、だから、今後は自分で稼いで手に入れて欲しいと伝えました。

息子は、バイト代が入ってから一ヶ月、じっくり熟考しました。そして、もともと中古で5年ほど使っていたスマホを買い替え、ギターと、ずっと欲しかった靴を買いました。

欲しいものを、自分の力で手に入れる。お金を稼ぐことと生きていくことがつながっているのだと、自分のこととして考えられたのは、学校では得られない学びだったと思います。

短期間とはいえ、責任を果たせた。そのことで、息子のことをまた少し理解できた気がしています。

息子なりの成長を、ちょうどよい距離で見守っていきたいと思っています。

👉 アルバイトの探し方・応募・面接・辞め方の全体像は、通信制高校生の初めてのアルバイト完全ガイドにまとめています

👉 過敏性腸症候群が治まっていった経緯は、こちらの記事に書いています

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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