不登校のお母さんへ|「そんなに頑張らなくていいよ」あの頃の私に伝えたい

不登校のこと

こんにちは、こかげです。

息子が不登校になった頃の私は、「私が頑張れば、この子は元に戻る」と本気で思っていました。

これはあの頃の私自身への言葉です。正解でも、アドバイスでもありません。不登校の理由は千差万別。ひとつの経験談として、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。

「頑張って」という空気の重さ

息子が不登校になった頃、どうしていいか分からず、さまざまな専門家の記事や不登校支援の記事、そして不登校について投稿されているSNSを読んでいました。そんな中、何となく自分に強く残った言葉

「お母さんが楽しんでいる姿を見せてあげましょう」

この言葉が頭に残ってしまって、私が頑張れば変わっていくかもしれない。そんな風に思ってしまった時期がありました。

いかにも不登校なんて気にしてないよ!と振舞ったり。仕事も家事も頑張ったり。

でも、心の底では、私自身が不安や不満や憤りを抱えていて、表面だけつくろうことに、疲弊。

本当は、子どもが不登校で、毎日どうしていいかわからない状態のお母さんが、楽しんでいる姿を「見せる」って、やっぱり無理、本当ではないですよね。

私はそんな本当ではない自分を演じてみて、3ヶ月もしないうちに疲弊し、何も変わらない日々に怒りさえ感じていました。

そんな無理することはねぇよ(笑)。

当時を振り返り、私がやっていた「無理な頑張り」3つ紹介しますね

①毎日、変に楽しそう、学習を始めたり、やたらポジティブに振る舞う

②不登校でもいいよ!なんて、本当はそんなこと思ってないのに、不登校に対して肯定的な言葉を言う。

③扶養範囲内の働き方からフルタイムに変えた。自分の負荷を増やし、頑張ってる感を出した

今、過去の自分を振り返ると。そんな人が側にいたら、正直疲れる(笑)押し付けを感じる

でも、働き方に関しては「私がもっと稼げれば、この子の将来の選択肢を増やせる。」そう思って行動したのは、これは、自分を頑張ったねと伝えてあげたい。的を射てないこと、沢山あったけれど。全部「息子のために」という気持ちからの行動なのですから。

自分が子供の頃、どうだった?そう思い出してみて、ふと気づいた

自分が学生だった頃のことを思い出しました。私の親も、私のために色々やってくれていました。先回りして準備してくれたり、心配して動いてくれたり。

ところが当時の私は、正直に言うと「勝手に親がやってくれること」そんな風に思っていました。ありがた迷惑、とまでは思っていなかったけれど、自分がやらなくても大丈夫、という感覚が染みついていたんだと思います。

そして社会人になってはじめて、「あ、全部自分でやらなきゃいけないんだ」と気づいて、ショックを受けました。学生時代に、もっと「自分のことは自分で」を身につけられていたら、と思ったことがあります。

そのとき、ふと思ったんです。私、息子に同じことをしていないか?

子の人生は、子のもの

親が頑張るほど、子どもが「自分でやる」機会が減る。愛情から来る行動が、子どもの育つ力を奪ってしまうことがある。

私の親も、きっと愛情からやってくれていた。そのことは分かっています。とはいえ、子どもの側から見ると、「親がやること=自分がやらなくていいこと」になってしまうこともある。

親は、子どもの失敗を避けさせたいと思います。ただ、失敗しないと育たない部分がある。転んで、痛くて、それでも立ち上がった経験が、その子の力になっていく。

親にできるのは、子どもの隣で伴走することです。運転するのは、子ども自身。どこへ向かうかも、どんなペースで進むかも、子どもが決めることです。

そもそも、子どもの人生は子どものものです。親がどれだけ頑張っても、コントロールできるものじゃない。不登校になるかどうかも、学校に戻るかどうかも、最終的には子どもが決めることです。

じゃあ、親は何もしなくていいのか——そういう話ではありません。ただ、「頑張る」の向きが、子どもじゃなくて自分自身に向いていた方が良かったのかな、と今は思います。

子どものために笑顔を作るより、自分が本当に笑える瞬間を大事にする。子どもの未来を心配するより、今日の自分が少し楽になることを考える。そんなことの方が、結果的に子どもにとって良かったのかもしれません。

でも私も、同じことをしている

……と、ここまで書いておきながら。正直に言うと、今も葛藤しています。

「先回りしない方がいい」と頭では分かっていても、やっぱり心配して動いてしまう。親と同じことを、息子にしてしまっています。知らんがな、って感じですよね。笑

このブログを書くようになってから、気づくことが増えました。書くことで、自分の行動を少し外から見られるようになった気がします。「あ、またやってる」と気づけるだけでも、少し違う。完璧には程遠いけれど、気づいていなかった頃よりは、ましになっているかな……と思いたい。笑

👉 課題をめぐる出来事で、私が「先回りしていた」と気づいた話はこちらの記事に書いています。

あの頃の自分に会えるなら

息子が不登校になって、必死に情報を集めて、笑顔を作ろうとして、転職や資格勉強までしていたあの頃の私に、もし会えるなら——「そんなに頑張らなくていいよ」と言ってあげたいです。

子どもの人生は子どものもの。あなたがコントロールできることは、思っているより少ない。だから、まず自分に「大丈夫?もっと肩の力を抜いて」と言ってあげたい。

同じようにモヤモヤしていた方に、「あ、私だけじゃなかった」と思ってもらえたら嬉しいです。

あの頃の私は、「私が頑張れば何とかなる」と思っていました。今は違います。

子どもの人生は、子どものもの。そして、親の人生も親のもの。

だから今日くらいは、自分にも少し優しくしてあげませんか。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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