こんにちは、こかげです。
息子は通信制高校の課題を、締め切り前日に頭を抱え込んで机の前で動けなくなっていました。数日、いやヤル気になれば1日で出来そうな量。なのに、なぜ締め切り前日にそんな状態になったのでしょうか。
この記事では、息子にとって簡単であるはずの課題に、なぜ手を付けることが出来なかったのか。不登校と同じ、理由がわからない状態を記録しました。
👉 前回の課題騒動はこちら:通信制高校の課題が出せない息子。変わるべきだったのは私でした
数日前から、息子は「課題やりたいから」と部屋にこもっていた
理由を聞くと、「課題やりたいから」と言っていました。
しかし、保護者システムから確認すると全くの手つかず。そして、締め切りの前日になりました。
息子は一日中部屋にこもっていました。サポート校にも登校せず、担任からの連絡にも応答せず。
一体何をしてるの?
ゲームなどをしてる気配もない。遊んでるわけでもなさそう。じゃあ一体何をしているの?
締め切り当日の朝、担任から私に連絡が入った
心配したサポート校の担任から、私宛に連絡が入りました。
「本人とお話できそうですか?」
電話を渡し、なんとか本人と担任が話すことができました。2人の会話の内容は分かりません。
ただ、担任は少し前に、私にこう話してくれていました。課題を出せた場合と、出せなかった場合。それぞれの戦略を考えてあります、と。
その電話が、きっかけになったのでしょうか。
夕方、部屋をのぞくと、机に向かっていた
夕方、私は仕事から帰宅しました。部屋をのぞくと、息子が机に向かっていました。
なぜ今になって、やり始めることが出来たのか。
夜、「残りは、あと一コマ」と、リビングにドヤ顔で報告しにきました。
一体、息子の内側で何が起こったのか。あと一コマを今日のうちに提出できるのか。分からないけど、私には何も出来ない。提出が出来なかったとしても、私には何も出来ることがない。なので、システムで状況も確認せず寝ました。
翌朝、担任からのメール
朝、サポート校の担任からメールが届きました。サポート校もリアルタイムで課題提出状況の確認が出来るのです。
「おはようございます。無事に課題提出できて良かったです。今後も引き続きよろしくお願いいたします。」
出来たのか!?ホッとするやら、この数日間は一体何だったのか、やっぱり理解できないなと思いました。
私の認識は、中学受験の頃で止まっていた
この件について、通信制高校の担任の先生とサポート校の先生、お二人とも同じようなことをおっしゃっていました。
「課題への取り組み方やペースは、一人ひとり違うこと」
「締め切りに間に合わないことも、本人にとっては大切な経験になること」
そして、親のためではなく、自分の課題として向き合うことが大切、と。
その言葉を聞いて、いい加減、手を離さなければと思いました。
私はずっと、息子が出来ないことは自分が何とかするものだと思っていました。息子の問題ではなく、私の問題として抱えていたのです。
そして気づきました。私の中で、息子は不登校になる前、小学生の頃のままだったのだと。
あの頃は、中学受験の伴走をしていました。スケジュールを組むのも、教材を用意するのも、親の役割。小学生だった息子に付き添うのは、当たり前のことでした。
でも息子は、もう高校生です。
本人が「自分事」として捉えて、自分で何とかするしかないと気づくこと。それが必要だったのに、私はずっと、あの頃のままの距離で息子の隣に立っていました。
思えば、不登校だったからこそ、私はずっと「息子を助けなければいけない」「私がどうにかしてあげないと」と思ってきました。
子どもが少しずつ親から離れて、自分でやるようになる。その過程を、お互いに経験できないまま来てしまったのかもしれません。
でも、このタイミングで気づいたのは、遅くないと思っています。
これはサボりではなかった
今なら思います。あれは「サボり、怠け」ではなかった。
やる気がないわけでも、能力が足りないわけでもない。やりたいのに動けない。外からは見えない「困りごと」ってこういう事かと、気付きました。
サポート校の担任からも、「彼の能力なら簡単にできると思います」と言われていました。学力の問題ではない。でも、何かの壁がある。
この先ずっと、このことと付き合いながら、うまく生きていく方法を一緒に考えていかなければいけない。そう思っています。
👉 息子の行動への「なぜ?」が積み重なって、発達障害かもしれないと気づき始めた話はこちらの記事に書いています。
今回の出来事で、一番学んだのは私でした
前回の騒動で「私も変わらなければならないひとり」と気づいたはずなのに、また先回りしそうになっていました。親の修行、まだまだ終わらないようです(笑)
でも今回、息子は締め切り前日、手つかずの状態から動きました。やるのは誰でもない自分だと分かって、フリーズ状態から進めたのです。ハラハラの結末でしたが、あれは息子が「自分の課題」だと気づけた出来事でした。
失敗でも成功でも、その経験を奪わないこと。口を出したくなる自分と戦いながら(笑)、今日もそう言い聞かせています。
もし同じように、お子さんの課題や提出物で悩んでいる方がいたら、この経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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