こんにちは、こかげです。
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前回の記事では、不登校だった息子が中学3年生でカナダへ9日間の短期留学をし、帰国後に感じた変化についてお話ししました。
この記事では、実際にかかった費用の内訳、留学エージェント3社の比較、出発までの準備、持ち物のリアルを、すべて公開します。「実際いくらかかるの?」「エージェントはどこがいい?」「何を準備すればいい?」と悩んでいるご家庭の参考になれば嬉しいです。
👉 留学の体験談はこちら:不登校の中学生がカナダ短期留学へ。親が感じた「本当の価値」と、帰国後に起きた変化
わが家の留学の基本情報
- 行き先:カナダ・バンクーバー
- 留学期間:9日間
- 時期:中学3年生の春休み
- ホームステイ利用
- 親子とも留学経験なし
申し込みから出発まで、3か月のスケジュール
まず、準備の全体像から。わが家のスケジュールはこうでした。
- エージェント選び〜行き先の決定:約1か月半
- 申し込み(12月)〜出発(3月):約3か月
大事なのは、「申し込んだら終わり」ではなく、「申し込んでからが本番」だということ。この3か月の間に、パンフレットの金額には表れない準備費用が、次から次へとかかってきます。逆算して、余裕を持って動くのがおすすめです。
ちなみに私は、申し込みでホッとしてしまって、エージェントから届いた準備書類の封筒を「まだ先、大丈夫」と放置。結果、提出期限ギリギリで大慌てしました(笑)同じ失敗をしないよう、書類は届いたらすぐ目を通してくださいね。
留学エージェントは3社比較しました
わが家は3社の説明会へ参加しました。比較する中で一番重視したのは、「困った時に安心して相談できる会社かどうか」でした。
スマ留
費用は比較的リーズナブル。必要最低限のサポートという印象でした。そこに必要ならオプションを追加していく形。留学経験がある方や、ある程度自分で準備できる方には十分かもしれません。ただ、わが家は親子とも海外経験がありません。中学生が一人で海外へ行くことの不安から、オプション追加して行くと、平均的な費用になり、シンプルに留学すると言うコンセプトと、我が家の求めているものが少し違うかも?と感じました。
ISS留学ライフ
最終的に選んだのがISS留学ライフです。決め手は、費用とサポートのバランスでした。また、中学生・関西出発という条件では選べるプランが限られていて、その中から選ぶと言う形が、何を選んでいいか分からなかった我が家に取っては合っていたと感じました。出発までの説明も丁寧で、安心して準備を進めることができました。
ISSはわが家が実際に利用したエージェントです。リンクの記事を見つけたのは、息子の留学を終えたあとでした。読んでみると、「不登校からの留学は、全員が成功するわけではない」と、エージェントの記事なのに正直に書かれていて。留学を経験した今だからこそ、これは本音の記事だなと分かります。留学を検討している方は、ぜひ読んでみてください。
👉 不登校からのニュージーランド高校留学がおすすめな理由3つ〜留学失敗しがちなタイプも紹介(ISS留学ライフ)
Wish
3社の中では一番高額でした。その分、サポートは非常に手厚い印象です。空港でのサポート、日本人スタッフによる現地対応、海外主要都市の直営オフィスなど、初めての留学でも安心できる体制が整っていました。親としては、とても魅力的でした。でも息子は「そこまででなくても大丈夫」とあっさり(笑)
比較して感じたこと
3社を比較して気付いたのは、現地で通う語学学校は同じことも多いということでした。もちろん、サポート内容やホームステイ先の選定方法など違いはあります。最終的には、「どこまで安心にお金をかけるか」という選択なのだと思いました。
留学費用の総額は約90万円。その全内訳を公開
一番気になるお金の話。わが家のカナダ9日間は、総額で約90万円を超えました。パンフレットの基本料金は約69万円でしたが、そこに様々な費用が積み重なっていきます。順番に公開します。
【準備費用 その①:手続き関係】
- 申込金:50,000円(費用に充当)
- 海外旅行保険(一番小さい保障):約10,000円
- パスポート取得(5年):約9,500円
- カナダeTA(電子渡航認証)申請:約800円
- 海外用SIM:約9,000円
- ドライヤー(海外対応):約5,000円
小計:約84,800円
【準備費用 その②:持ち物・現地のお金】
- スーツケース(レンタル):約9,000円
- ホームステイ先へのお土産(お菓子・文具):約3,000円
- 1週間分の下着・着替え:約8,000円
- モバイルバッテリー:約3,000円
- 現地のお小遣い・食費(現金20,000円+カードチャージ30,000円):50,000円
小計:約73,000円
【出発1か月前の最終支払い】
- 留学費用の残金:648,000円
- 燃油サーチャージ:約50,000円
- 身の回り品など:約20,000円
こうして並べると、申し込み後も出費がずっと続いたのが分かります。「パンフレットの金額+2割以上は追加でかかる」と思っておくと、心の準備ができると思います。正直、途中からは「いくら使ったか、深く考えたくない」という心境でした(笑)。
手続きで戸惑ったこと(パスポート・eTA・SIM)
準備の手続きで、実際につまずいたポイントをお伝えします。
パスポートは最優先で取りましょう。わが家はマイナンバーカードとアプリを使って、自宅から申請できました(親の代理人申請は、少し難しく感じる部分もありました)。申請から受け取りまで時間がかかるので、留学を決めたら真っ先に動いてください。
カナダのeTA(電子渡航認証)は、オンラインで申請できますが、これが地味に手こずりました。申請画面の日本語訳が怪しくて、「3月」が「行進」、「トルコ」が「七面鳥」と訳されていたり(笑)。さらに住所をローマ字で入れると文字数制限をオーバーして、何度もエラーに。送信後も「本当に申請できたの?」と不安で、結局エージェントに確認してもらいました。時間に余裕を持って取り組むのがおすすめです。
👉 未成年のお子さんのeTA代理申請の手順は、こちらの記事で詳しく解説しています。
海外用SIMは、エージェント推奨のものを手配しました。国内で繋がるか試せないので不安でしたが、現地ではサクッと繋がったそうです。連絡手段は親の安心のためにも必須なので、ここは準備しておきましょう。
持ち物のリアル|レンタル・日本食・お小遣い
実際に用意して、「これは良かった」「これは要らなかった」と感じたものをお伝えします。
スーツケースはレンタルが正解でした。カナダ9日間なら96L・LLサイズが目安です。わが家はAceのレンタルを使いましたが、新品同様で清潔なものが届いて、大満足でした。購入すると5〜6万円。数年のうちに何度も海外へ行く予定があるわけでもないので、短期留学ならレンタルは賢い選択だと思います。
海外対応のドライヤーも買い足しました。風量は弱めですが、軽くてコンパクトなもので、男子ならこれで十分でした。
下着・着替えは1週間分。現地での洗濯は、週1回ほどしかできないことが多いそうです。多めに持たせると安心です。
日本食を少し持たせると、お守りになります。ホームステイの食事は量も多く味も濃く、息子は少し苦労しました。慣れた味のレトルトごはんなどを少し入れておくと、食事のストレスやホームシックを和らげてくれます。
【重要】お小遣いは両替しすぎ注意!
これは、声を大にしてお伝えしたい教訓です。
わが家は、現地のお小遣い・食費として、カナダドルの現金20,000円分と、キャッシュレス決済カードに30,000円をチャージして持たせました。
でも、現金は、ほとんど使う場面がなかったそうです。
カナダはキャッシュレスがかなり進んでいて、支払いはカードでほぼ事足りる。正直、現金は5,000円も両替すれば十分でした。20,000円も両替する必要はなかったな、というのが反省点です。
これから準備する方は、現金は少なめ(数千円程度)、あとはキャッシュレスカード、という配分がおすすめです。両替は手数料もかかるので、しすぎないのがコツです。
一番大切だった準備
持ち物よりも、一番大切だったことがあります。それは、本人の「行ってみたい」という気持ちでした。
親が勧めたからではなく、息子自身が「行く」と決めた。だから、言葉の通じない環境でも、最後まで頑張れたのだと思います。どれだけ準備を整えても、本人の気持ちが一番の土台になります。
ホームステイか、寮か。次回は「寮」を希望した理由
息子は今回ホームステイを選び、温かいご家庭で貴重な経験をしました。でも終わってみて、息子はこう言いました。「次に行くなら、寮タイプがいい」と。
理由は、とても素朴なものでした。ホームステイだと、自分のお腹の減り具合に合わせて食事がとれない。出されたものを、出されたタイミングで食べる。お腹が空いても、勝手に冷蔵庫を開けるわけにもいかない。
さらに、生理現象にすら気を使ってしまう。よその家のトイレやお風呂を、自分の家のようには使えない。ずっと「お客さん」でいる緊張感が、地味に疲れるんですね。
もちろん、これはホームステイの「悪い点」ではありません。よその家庭で暮らす経験そのものが、学びでもあります。ただ、お子さんの性格によっては、気を使いすぎて疲れてしまうことも。ホームステイは「異文化と密に触れられる」、寮は「自分のペースを保てる」。どちらが良い悪いではなく、お子さんの性格で選ぶのがいいと思います。
最後に
留学の準備は、想像以上に細々としていて、お金も手間もかかります。でも、ひとつずつ進めていけば、ちゃんと出発の日にたどり着けます。
わが家にとっても初めての留学で、手探りだらけでした。この記事が、同じように「何から準備すれば…」と戸惑っているご家庭の、少しでも助けになれば嬉しいです。
👉 体験談はこちら|不登校の中学生がカナダ短期留学へ。親が感じた「本当の価値」と、帰国後に起きた変化
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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