こんにちは、こかげです。
不登校に直面した時、私は「何とかしなければ」という焦りでいっぱいでした。
「勉強さえしていれば、将来の選択肢は残る」
そんな思いから、リスクを最小限に抑えて選んだのがスタディサプリでした。
この記事では、不登校の息子にスタディサプリを試した半年間の体験談と、そこで気づいたことをお伝えします。同じように学習教材で悩んでいる親御さんの参考になれば嬉しいです。
スタディサプリを選んだ理由
当時、私立中学の学費が家計に重くのしかかっていました。
不登校になっても学費は止まらない。そんな状況の中で、「なるべく手軽でリーズナブルに何かを始めたい」という気持ちがありました。
最悪、失敗しても金銭的なダメージが少ない。そう思えるサービスを探していました。
そこで選んだのがスタディサプリでした。
費用は月額2,178円(税込)。14日間の無料体験期間もあり、入会金・教材費不要。これなら試してみる価値があると思いました。
スタディサプリのメリット
実際に使ってみて感じた良い点はこれです。
- 学年を遡って復習できる「無学年学習」
- 1回約15分の短時間授業で集中力が続きやすい
- 入会金・教材費不要で圧倒的に低コスト
特に「無学年学習」は不登校の子どもにとってありがたい機能です。学校の進度を気にせず、自分のペースで基礎から学び直せる。コンセプトとしては素晴らしいと思いました。
デメリットも正直に書きます
- 強制力がないため、本人のやる気に左右される
- わからない箇所をその場で質問できない
- スマホやPCを使うため、他の遊びに誘惑されやすい
そしてもうひとつ、使ってみて気づいたデメリットがありました。
コマを進めることはできても、実際にどれだけ身についているかが分からない。正直に言うと、「進めたフリ」ができてしまうシステムでもありました。
現実は甘くなかった
スマホで気軽に学べる環境は素晴らしいと思いました。でも現実は甘くありませんでした。
最初は物珍しさで取り組んでいた息子も、次第に飽きていきました。
そして始まったのが「やった?」「やってない」のやり取りです。
私は毎日進捗を確認しました。でも息子はコマだけ進めてやったふりをする。私はそれを疑い、確認する。お互いにとってストレスでしかない日々が続きました。
親子関係はじわじわと悪化していきました。
退会を決めた理由
半年ほど経った頃、私はふと思いました。
「もう、管理するのが疲れた」
息子を監視し、進捗を確認し、やっていないとイライラする。その繰り返しに、心が折れていました。
それと同時に、「もっと進捗が分かりやすいサービスに変えた方がいい」とも思いました。うちの場合は、親が管理しやすい仕組みが必要だと感じたのです。
そうして、次に選んだのが通信教育のZ会でした。その体験談はこちらの記事に書いています。
救いは、金銭的なダメージが少なかったこと。「まぁいっか」と思えたのは、低コストだったからこそです。
気づいたこと
今振り返って思うのは——「学びたい」という動機が先にあって、初めてサービスが活きるということです。
目の前に期限がない中で、自主的に勉強を続けるのは本当に難しい。それは大人だって同じです。
そしてもうひとつ。親が毎日管理しなければ続かないサービスは、わが家には向いていませんでした。これも大事な気づきでした。
「学びたい」という動機を育てるのが、親の役目だったのかもしれません。私自身が学んだことでした。
スタディサプリはおすすめできるサービスです
誤解してほしくないのですが、スタディサプリ自体は本当に良いサービスだと思っています。
リーズナブルで質が高い。自分で学びたいと思うお子さんには、かなり強い味方になるはずです。
わが家には少し早かっただけ。「学びたい」という気持ちが育った時に、また選択肢のひとつとして考えたいサービスです。
タイミングが合えば、きっと力になります。
最後に
「何かしないと」と焦る気持ち、不登校の親なら誰でも持っていると思います。
私もそうでした。
でも今思うのは、焦って与えたサービスが必ずしも子どもの助けになるわけではないということ。
わが家がさまざまな学習サービスを試して空回りした経緯は、こちらの記事にまとめています。
まずは「学びたい」という気持ちのきっかけを作る方が、ずっと大切だったのかもしれません。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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