こんにちは、こかげです。
今日は、英検の話を書こうと思います。
結果だけ見ると「英検2級に一発で合格」という話なのですが、実はその前に、準2級を2回受けて、1回目は途中棄権。2回目は会場から脱走して行方不明になり、夫婦で捜索するという出来事がありました。
この記事は「英検に合格する勉強法」ではありません。受験会場から脱走するなど、親の想像を超えた行動をする息子と、そこから英検2級に合格するまでの記録です。
この記事は、カナダ短期留学シリーズの⑤です。関連記事はこちら👇
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1回目|やる気がなくなり、途中でやめた
受験したのはSCBT方式。個別にパソコンで受けるタイプの試験です。
1回目、会場まで送りました。SCBTは初っ端にスピーキングの試験が始まります。周りの受験生の声が聞こえる。そして、すぐに静かになった。
まだ息子は終わっていないのに、「自分だけやっているのが恥ずかしい」と感じたそうです。そこで続ける意欲がなくなって、途中でやめてしまいました。
結果、不合格。
2回目|終了時間になっても、会場から出てこない
2回目の試験当日。息子、なんとなくやる気なさそう。会場に入るところまでは見届けました。
終了時間に迎えに行くと、待てども暮らせど、出てきません。
最後の受験者が出てきて、入り口のドアが閉められました。
「どういうこと!?」
過去に家出をして、捜索願を出した経験があります。主人と二人、まさかまた、と思いながら会場近辺を車で探し回りました。どこにいるのかも分からない。いよいよまた警察に連絡すべきか、と思ったその矢先。
たまたま信号で停止した交差点の向こう、公園のベンチ。そこに息子がいました。一匹の野良猫と戯れていました。
一体、これはどういうことなのか。
この頃、私たちはまだ、息子のことを理解できていませんでした。
どうして?理解出来ない
帰宅したあと、私は何も言えませんでした。脱走するという発想が理解できなかったからです。
もう、この子は色々無理なのかなぁ。不登校からの今日までのことを思い出し、大げさかもしれないけれど、この先どうなっていくのだろうと思っていました。
カナダから帰って、息子が言い出した
中学3年生の春休み、息子は9日間、カナダへ短期留学に行きました。試験会場からは逃げるのに、それは行けるんや(笑)
帰ってきて、どう心境の変化があったのかは分かりません。でも突然、こう言い出しました。
「英検2級、受けてみる。」
準2級を飛ばして2級!?
👉 カナダ留学の体験談はこちらの記事に書いています。
本人がやると言うなら、申し込みます。全然信用してないけど
正直、また行方不明になるかも(笑)それ以上に、想像の斜め上をやってくれるかも。そう思っていました。
ところが試験当日。息子は普通に、本当に普通に試験を受けて帰ってきました。
その時は、結果よりも、ちゃんと受験できたことが嬉しかった。普通が出来た、と思ってしまいました。
そして数週間後、結果は英検2級合格(笑)なんやコイツ。
正直に言うと、英検と留学は、あまり関係ないと思う
ここまで読むと「留学のおかげで合格した」みたいに思えるかもしれません。でも本当のところ、英検と留学は、あまり関係ないと思います。
英語力だけで言えば、9日間で伸びるものなんて、たかが知れています。息子は幼稚園の頃から英語が好きで、英会話教室にも通っていたし、海外のYouTubeもずっと見ていました。合格できたのは、その積み重ねです。
ただ、9日間で得たものがあるとすれば、それは英語力ではなく「自分が何とかしないといけない」という経験だったと思います。帰国後、息子はこう言いました。
「向こうを乗り切れたから、大体のことは何とかなる気がする。」
この言葉が、試験を受けに行けたことと関係あるのかどうか。それも、本当のところは分かりません。
まとめ
英検2級に合格したことは、もちろん嬉しい出来事でした。でも私にとって本当に嬉しかったのは、試験会場へ入り、普通に受験したことです。
そして、これは何にでも言えることですが、1つの出来事で人生が180度変わるようなことは、たぶんありません。留学へ行ったから変わった、そんな単純な話ではなくて。
もし今、お子さんが試験を受けられなかったり、学校へ行けなかったりして、先が見えなくなっている方がいたら。焦らなくても大丈夫、とは簡単に言えません。私自身、そんな言葉を素直に受け取れなかったからです。
でも、子どもは親が想像もしないタイミングで、自分の力で一歩を踏み出すことがあります。わが家にとって、それが英検2級でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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