通信制高校からの大学進学って、全日制高校に通うお子さんより、なんとなく難しそう。そう感じてます。
何でなんだろうか?と理由を考えてみました。
まず、本人が不安定(汗)そして、学校に通う子たちの進路希望が様々だと言うこと。
一からの情報集め。
なぜ、進学したい?
息子の希望だから。
だけど、まだ明確な目標はありません。
漠然としています。
大学進学を考えるシリーズは、右も左も分からない親が集めた情報をまとめ、整理していきます。
今回は高1夏に調べて得た情報。
進学に向けて、やったことを書きます。
全然的を得てなかったり、遠回りだったかも知れません。
その遠回りも、一つの経験としていつか何かの役に立つかもしれないので、記録します。
通信制でも、大学は受けられる
ここは正直、疑ってはいませんでした。
でも念のため調べたので書いておきます。
大学に入学できるのは、学校教育法という法律で「高等学校を卒業した者」などと定められています。条文に全日制、定時制、通信制の区別はありません。
つまり卒業すれば、課程の種類に関係なく受験資格がつくということでした。
我が家は通信制高校を卒業すること。
大前提です。
高校の卒業要件はこんな感じです。
- 74単位以上の修得
- 在籍期間3年以上
- 特別活動30単位時間以上
受験資格は卒業についてくるものなので、レポートを出す、スクーリングに行く、その積み重ねがそのまま受験資格につながっている。
私が本当に不安だったこと
受験資格ではなく、こっちです。
通信制高校の課題をこなすだけでは、大学受験に通用しないのではないか?
通信制高校の課題をこなし卒業はできたとて、それで大学受験に臨む十分な学力を得たとは言えないだろう。
そして、大学受験の仕組みの複雑さ。
文部科学省の調査によると、2025年度の大学入学者の53.6%が、総合型選抜または学校推薦型選抜で入学しています。
半分以上。
内訳は学校推薦型が34.1%、総合型が19.5%。私立に限ると総合型だけで22.8%だそうです。
「2月に試験を受けて3月に発表」というイメージのままでいると、半分の入り口を見落とすことになります。
でも覚えるのは3つだけだった
多様化と言われて怯みましたが、区分そのものは3つに整理されています。
一般選抜
学力試験で決まるもの。共通テストや、大学ごとの個別試験。
学校推薦型選抜
高校の推薦が必要なもの。指定校制と公募制があります。
総合型選抜
志望理由書、面接、プレゼンなど。学力以外の部分も見るもの。
呼び名が変わったのは2021年度入試からで、AO入試が総合型、推薦入試が学校推薦型になりました。ネットには古い呼び名の記事が大量に残っているので、検索していると混乱します(笑)
指定校制と公募制の違い
ここも分かっていませんでした。
指定校制は、大学が「この高校から○名まで」と特定の高校に枠を渡す方式。枠が来ている高校の生徒しか出願できません。校内選考を通れば合格はほぼ確実で、専願が原則です。
公募制は、大学が条件を公表して広く募集する方式。条件を満たせばどの高校からでも出願できます。校長の推薦書は必要で、倍率があるので落ちることもあります。
指定校の枠は課程ごとに来るので、同じ学校名でも全日制には来ていて通信制には来ていない、ということが起こります。
うちの子の学校は、主に全日制を運営している学校の通信科。もしかしたら枠は来ていないかもしれない、と思っています。
これは担任に聞くしかないので、次回に持ち越しです。
国公立は一人一校、ではなかった
これは完全に誤解していました。
国公立の一般選抜は日程が分かれていて、それぞれに1校ずつ出願できます。
- 前期日程(2月下旬)
- 中期日程(3月上旬・一部の公立大のみ)
- 後期日程(3月中旬)
つまり最大3回。前期で合格して入学手続きをすると、中期と後期は対象から外れる仕組みです。
中期日程は公立大の一部だけで、国立大は実施していません。実施校が少ないぶん高倍率になりやすいそうですが、近年は実施する大学も学部系統も広がっているとのこと。
「実施校が少ないから検討する価値がない」と保護者世代の感覚で判断しない方がいい、という指摘を読んで、気を付けようと思いました。
国公立に指定校推薦は基本ない
国公立の学校推薦型選抜は、ほぼ公募制です。特定の高校だけを優遇する形が取りにくいためだそうです。
代わりに「同一高校からの推薦は○名以内」という人数制限が設けられています。どの高校からでも出願はできるけれど、校内に希望者が多ければ絞られる、という仕組みでした。
ただし共通テストを課す大学が多い。推薦だから学力試験なし、とはなりません。
推薦は「学力に加えて、書類や面接も要る」ルートだと考えた方が正確でした。
高3の1年間、いつ何があるのか
一番びっくりしたのが、ここです。
入試の日程は文部科学省が毎年出す「大学入学者選抜実施要項」で決められていて、選抜方式ごとに動き出す月が違います。
6月から7月
各大学が募集要項を発表。試験科目や評価方法の詳細は7月末までに出そろいます。志望校が決まっているなら、この時期から公式サイトを見ておく。
7月から8月
オープンキャンパス。総合型選抜のエントリーを夏から受け付ける大学もあります。私立の指定校推薦の校内選考も、この頃から秋にかけて。
9月1日以降
総合型選抜の出願開始。ここが受験シーズンの実質的なスタートです。
11月1日以降
総合型選抜の合格発表が始まります。同時に、学校推薦型選抜の出願開始。
12月1日以降
学校推薦型選抜の合格発表。ここまでで、大学入学者の半分以上が決まっていきます。
1月中旬
大学入学共通テスト。2日間。
1月下旬から2月上旬
国公立大の2次試験の出願。共通テストの自己採点を見てから2週間ほどで出願先を決めることになります。
2月1日以降
私立大の一般入試が本格化。一般選抜の学力検査は2月1日から3月25日の間と決められています。
2月25日以降
国公立の前期日程。
3月8日以降
公立大の中期日程。
3月12日以降
国公立の後期日程。
つまり総合型を狙うなら高3の9月が本番で、そこから逆算すると準備は高2のうちから。一般選抜だけを見ていると、この半年のずれを丸ごと見落とします。
高1の今やれることは情報集めと、自分の位置を知ることくらい。それでも、この表を作ってみて、ようやく「いつまでに何を決めるのか」が見えました。
模試を受けました
学力が要ることははっきりしているので、模試を受けています。
大手予備校が高1・高2向けにやっている無料の共通テスト形式のイベントで、11月に受ける予定です。
これが通信制の子には合っていると思ったのが、
- 自宅受験。会場に行かなくていい
- 1科目から受けられる
- 実施日に受けられなくても、後日Webで答案提出できる
という3点でした。
会場受験そのものがハードルになる子は、うちだけではないと思います。
結果は全国レベルの偏差値と順位が科目別に出るとのこと。この問題は平均が5割程度になるよう作られているので、素点の何割かではなく偏差値で見るものだそうです。
受けたら、また書きます。
次にすること
ここまで調べて、学校に聞くことがはっきりしました。
- 通信制課程に指定校推薦の枠は来ているか
- 公募制や総合型で出願する場合、推薦書は書いてもらえるか
- 調査書の評定平均は出るか。何をもとに算出されるか
- 進路指導は誰が担当か
特に校長の推薦書を書いてもらえるか。ここは志望校の推薦ルートを使えるかどうかに直結します。
②では、実際に学校へ聞いてみた結果を書く予定です。
枠がありませんでした、という結果になるかもしれません。それでもそのまま書きます。
そういう記録のシリーズなので。


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